高井戸村、縄文時代の生活

いまから4,5千年も前のこと、高井戸村に縄文人たちの豊かな村があった。はるか西には富士の山を望み、東は海がもっと陸に食い込んで、丘陵の台地には、スギ林、その低くなった所に川が流れ、その流れに沿って人々の暮らしがあった。

  • 春:縄文中期に農耕はあったのだろうか。その発掘された土器から判断して、雑穀を栽培していた証もあるという。
  • 夏:魚釣り、貴重なタンパク源であったろう。コイ、フナ、魚骨や石モリを使って魚を突き刺す。夏の畑は、雑草との戦い。当時は農耕というより、ある種の植物栽培だったのではないかとの結論が今主流を占めている。
  • 秋:畑の収穫はアワ、キビ、林では、クリ、ドングリ、クルミ、キノコ。
  • 冬:狩猟のシーズン。イノシシ、シカ、ウサギ、雪は獣の足跡を残す。暗く寒い冬の間は、縄文人をおびえさせ、枯れ果てた野が再び春を迎えて蘇ることを神に祈る。人々は神を祭り司る人の家に集まり、祭場の火の神を拝んだ。

縄文中期はそれ以前と比べて少しずつ気温は下がっていく。やがて縄文後期に入ると気温が現在より低い時代が長く続き、この頃よりイネ科の植物が突発的に増加してくる。イネ、アワ、アズキ、ヒョウタン、メロン、シソ、ゴボウなどのほかにハコベ、ナズナの花粉も土器の包含層から検出されたという報告もある。

調理道具と料理

  • 石臼:キビ粉を挽く。
  • 土器:挽いたキビ粉に湯を加えこね、丸める。
  • 蒸器(土器):底に水を入れ、すのこ状の敷物を敷き、団子を入れ、蒸し上がったら、ゴマやクルミのすりつぶしでまぶす。

縄文人の食事は、意外に豊かだったようだ。穀物を挽いて団子、おかゆにしたりする。味付けはクルミやゴマ、バーベキューをしたり、縄文ハンバーグも登場したところもあるという。

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