驚きのニュースが飛び込んできました。2013年3月22日に株式会社ジェイアール東日本都市開発がホームページで発表したところによると、「(仮称) 阿佐ヶ谷アニメストリート計画」なるものがあり、その出店者を募集し始めたとのことです。ネット界隈では、アニメ好きを中心に話題になっているようです。

他地域との関係や今後の展望などについてはナリナリドットコムラジ館PRESSで触れられていますので、杉並区おた助では、今年12月オープンとされている該当エリアが今どうなっているのかこの目で確かめるべく、さっそく訪問してみることにしました。

阿佐ヶ谷アニメストリートイメージ

予定地までの道すじ

エリアは阿佐ヶ谷駅東口改札からゴールド街、ゴールドストリートを抜けた先の高架下、下の画像で青く塗りつぶしたところです。全長200m、幅20mで敷地面積は約2,000㎡、第一種中高層住居専用地域とのことです。画像をクリックすると写真をプロットしたGoogleMapに飛びます。

阿佐ヶ谷アニメストリート場所

阿佐ヶ谷駅東口改札

阿佐ヶ谷駅東口改札

東口改札を抜けると見える「Dila」。ここへ入って行きます。

阿佐ヶ谷ゴールド街入り口

阿佐ヶ谷ゴールド街入り口

Dilaを抜けて中杉通りをわたると迫ってくるのが「おしゃれとグルメの散歩道」ゴールド街の入り口。ここがくせものなんです。

阿佐ヶ谷ゴールド街中

阿佐ヶ谷ゴールド街中

このように、平日昼間に行ったにも関わらずシャッターの閉まったお店ばかり。内装も何やら古めかしいです。一等地にあるだけになんだかもったいない。夜はお店開くのでしょうか。阿佐ヶ谷アニメストリートがもし完成して人が集まれば通り道になるので活性化が期待されます。

阿佐ヶ谷ゴールド街中2

阿佐ヶ谷ゴールド街中2

すごく寂しい。

阿佐ヶ谷ゴールドストリート入り口

阿佐ヶ谷ゴールドストリート

ゴールド街を抜けると今度はゴールドストリートです。あまり金ぴか感は感じられなかったのが残念です。

駐輪スペース

駐輪スペース

ゴールドストリートを抜けるとそこは無味乾燥な駐輪スペース。2階もあるようです。阿佐ヶ谷住民を支える大事なインフラと思います。今回の予定地には含まれていないようです。

LAWSON

阿佐ヶ谷LAWSON

駐輪スペースの終わりに見えてきます、LAWSON。高校生が雑誌を立ち読みしていました。阿佐ヶ谷アニメストリートにとっての玄関口に位置するコンビニになると想定されます。ちなみにここまで、そしてこれから案内するところ全て、中央線の高架の下に位置するため、雨の降っていたこの日でも濡れることはありませんでした。これは大きなメリット。さらに、このまま高円寺まで歩いて行けてしまうのですよ。

このあたりから建設予定地

阿佐ヶ谷南2-40

株式会社ジェイアール東日本都市開発による張り紙がありました。立ち入り禁止とのことで、通りを除いたスペースはロープで区切られていました。恐らくこのあたりがテナント予定となるでしょう。高架の柱が小さな店舗サイズに合いそうなほどよい間隔で立ち並び、店舗スペースも十分に確保できています。これまで何も無かったのかしら、と不思議になるくらいでした。

高齢者住宅サービスセンター阿佐ヶ谷北ふれあいの家とさんじゅ阿佐ヶ谷が北側にありますが他は住宅地のようでした。このあたりでは高円寺までの3分の1を歩いてきたことになります。

テナント用スペース?

テナント用かも

膝位置くらいにロープが張られています。柱自体がかなり大きいのですが、間のスペースは十分にあると言えるでしょう。こんな感じで200m続きます。道幅もほどよく、サブカルの雑多な感じが演出できそうです。この左右に全てテナントが入ったとしたらそれは大きな商業エリアになることと思いますよ。

杉並区立阿佐ヶ谷けやき公園プール

杉並区立阿佐ヶ谷けやき公園プール

今回のエリアを抜けると左手に見えてくるのがこちら。阿佐ヶ谷アニメストリートとの連携イベントなど出来ると面白いですね。

どうする?杉並学院の生徒たち

杉並学院

こちらの学校の生徒は阿佐ヶ谷駅を使う場合、必ず阿佐ヶ谷アニメストリートを通ることになりそうです。学業がおろそかにならないようにね!

(仮称)阿佐ヶ谷アニメストリート計画(案)

現時点で入手できる情報は株式会社ジェイアール東日本都市開発のPDFのみのようです。簡単にまとめますので全体の把握にお役立て下さい。

プロジェクトの背景

  • アニメ業界の現状:下請け制作会社やゲーム・音楽等の関連コンテンツ事業者 等多岐に渡るプレイヤーが存在し、プロモーションがバラバラ
  • 保管場所がなく破棄される原画
  • 慢性的な人材不足

ファンのニーズ

  • 日本国内外にファンが存在するものの国内に魅力的なアニメ拠点施設が少ない
  • 秋葉原の商業化・観光地化により、熱心なファン層の行き場が失われつつある

場所性

  • 東京都城西地区(杉並区、練馬区、武蔵野市・三鷹市等)は、アニメスタジオの集積地
  • 秋葉原、中野、三鷹など既存のアニメスポットも中央緩行線沿線に立地

コンセプト・テーマ・ターゲット

  • コンセプト:「世界で唯一作る人と観る人が集う場所」作る人と観る人、作る人同士との繋がりの場を提供することによりファンの拡大・深度化を図ると共に新しい作品・新人クリエーターの創出に繋げたい
  • テーマ:「SF・男性向け・女性向けのコンテンツ中心」アニメを中心にマンガ・映画・ゲーム・小説等を含め、主に「SF」「男性向け」「女性向け」等のジャンルをメインとし、中でも人気作品の多い電脳系の世界感の要素を取り込む
  • ターゲット:10代半ば〜40代の男女

分かりにくいですなぁ。世界「観」ではないかなぁ。「電脳系の世界感」は文字が大きかったです。強調ポイントということだと思います。

本施設の機能

  • 情報発信基地&コミュニティ:定期的に開催する新作発表イベントやトークライブなど。関係者の打ち合わせ、ファンの情報交換の場
  • 販売&体験:オリジナル商品や設定資料やセル画など、イベント連動で販売。オリジナルのキャラクターグッズだけでなく、コスプレ体験など多様な店舗が軒を連ねる
  • アニメ製作現場:モーションキャプチャースタジオ。若手クリエイターの制作スタジオや工房など
  • 学び:制作の現場の近くで学ぶ。専門校と企業とのコラボレーション
  • 展示・イベント:屋外展示だけでなくストリート全体がギャラリー。AR(拡張現実)実験やコスプレイベントなど開催

表記ゆれがありますなぁ。

配置されるものたち

  • クリエイターズ・アンテナショップ:フィギュア工房、コスプレ衣装のオーダーメイド店、撮影スタジオ、配信スタジオ等
  • オープンギャラリー:各種プロモーション等が行うオープンスペース
  • 大学・専門学校:専門学校のサテライト教室・就業体験
  • 物販:キャラクターグッズ、CD、DVD、オリジナルグッズ等
  • 製作スタジオ:モーションキャプチャースタジオ、編集スタジオ等
  • カフェ:展示・イベントスペースを併設したカフェ空間

開発行程案

2013年3月中旬時点で、12月中旬のオープンを想定しているそうです。

  • テナント予約契約:3月下旬〜5月末
  • テナント設計:5月中旬〜7月中旬
  • 工事:6月初旬〜12月中旬
  • テナント工事:9月中に施工説明会。10月中旬〜11月末

以上です。

私にとっては全くの寝耳に水だった阿佐ヶ谷アニメストリート計画。現地へ行ってみるとまっさらな空きスペースだったので、これを有効活用できるのならば良いかも、と思った次第です。「阿佐ヶ谷アニメストリート」検索 – twitterの反応を見ると驚きの声が大勢を占めているようです。また動きがあれば報告します。

【参考】

※ (仮称) 阿佐ヶ谷アニメストリート計画 出店者様募集!(PDF)

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